犬と子供と、キャンプを楽しむ。ミニマルキャンプのすすめ

Camping & Trip

我が家はキャンプ大好き一家です。子供も犬もいなかった頃から含めると、夫婦で15年くらいキャンプをしています。息子も今ではキャンプ大好き。お家でもキャンプごっこをするほど好きです。子供と犬をキャンプに連れて行く時には、持ち物も準備も出来るだけミニマルにすることをおすすめします!その理由を、私たちの体験談と共にまとめてみました。

今回はこんなことを書いています。

  • 赤ちゃんとキャンプに行くとどんな感じ?ミニマルキャンプをおすすめする理由。
  • コンパクトになるおすすめキャンプ用品
  • どんなキャンプ場を選んだらいい?<子供と犬のために気を付けたいポイント>
赤ちゃんとキャンプに行くとどんな感じ?

犬連れのキャンプは何度もしていますが、この数年でそこに息子が加わりました。息子のキャンプデビューは7ヶ月の頃です。そこから毎年キャンプに行っています。

息子は夜泣きがあまりなかったので、通しで朝まで寝られるようになった頃、「これなら行ける!」と思って行ってみました。大変なことは覚悟していたので、とりあえず一度「どんなものか体験してみよう」と言う軽い気持ちで行きました。まだ歩けない時期だったので、バンボを持って行って、抱っこ以外の時はそこに座らせていました。(時期は10月、千葉の袖ヶ浦のキャンプ場です。)

外にいるだけでもけっこう楽しそうでした

結論から言うと、赤ちゃん連れでも問題なく行けます。ただ、出来ることが少ないので、のんびり座って遊ぶとか、抱っこしてうろうろして景色を眺めるとか、そんな感じで過ごしました。私はとにかく息子から離れられないので、キャンプの準備から設営まで、全て夫が一人でやります。最初はとにかく荷物は最小限で。ご飯も無理に作らず、レトルトや焼いただけで食べられるものなど、簡単に済ませることが重要です。レトルトのおでんや、お惣菜を買っていって温めてるだけでいいし、カップラーメンも外で食べるとほんとに美味しいのでおすすめです。朝もパンとウインナーを焼くだけ、あとはフルーツを持って行ったのを食べたりしてます。

キャンプのキッチン用品でよく遊んでました。鍋とかお玉とかが好きみたいです。

ハイハイ期ではシートに座らせても、すぐどこかへ行ってしまうので、気をひきながら遊ばせたり。少し歩き始めたかと思うとそれはそれで、ますます目が離せない状態。でもやっぱり外でずっと遊ばせてあげられるし、犬も楽しそうだったので、とても充実感はありました。

2・3回キャンプに行くと、みんな慣れてきて、息子は7時ごろには寝てくれるように。そのあとは犬を抱っこしてゆっくり焚き火をしたり出来るようになりました。お子さんの生活リズムにも寄るかと思いますが、1歳過ぎて歩くようになればより楽しめると思います。特別なことをしなくても、テントの近くで砂いじりをしたり、葉っぱを取ったりするだけで2歳くらいまでは1日遊べます。ハイハイ時期が一番大変だったかなと言う印象です。

ペグ打ちを手伝う息子

冬は寒ければ着込んで焚き火をすれば良いのですが、夏は暑いとどうすることもできず、テントの中の気温は夜でも高くなります。暑いときは当然ながらキャンプはやめておいた方がいいです。(暑過ぎて眠れない時期も経験しましたが、本当に帰りたくなるほど不快です…)最近は暑い期間が長いので、個人的には関東なら4〜5月までか、10〜11月中旬がベストな気がします。10月以降のキャンプは虫がいなくておすすめです。

コンパクトなものに変えたキャンプ用品

荷物を減らすために、よりコンパクトにまとめられるものにキャンプ用品を買い換えました。他にも減らしたものはあるのですが、車に積んだ時に意外と幅をとっていた物で、小さくして良かった!と思った物をご紹介します。

コンロ

コンロは2口のガスバーナーを使っていたのを辞めて、小さく畳めるものを1つと、焼き台もテーブルに乗せて使えるサイズのものを持って行きました。基本の調理はこの2つでやってます。もう1つ同じガスバーナーを増やそうかなと検討し続けていますが、けっきょく毎回1つでやってます。
カセット式のバーナー
焼き台、焚き火台としても使えるミニコンロ。肉を焼いたりするのに便利。

焚き火台

以前はユニフレームのファイアグリルを使っていたのですが、このタイプはたたむと本当に小さくなって、持ち運びがとてもラクです。片付けるのも簡単。こっちで焼き芋を焼いたり、付属のゴトクを乗せて調理することも可能です。

クーラーボックス

通常の大きいクーラーボックスはやめて、AOクーラーのクーラーバッグと、STANLEYの小型のクーラーボックスを併用してます。

AOクーラーの方には飲み物をメインで入れて、STANLEYの方に食材を入れます。帰りはAOクーラーは空になるので畳んで持って帰ることができます。両方とも普段のピクニックとか、花火大会で夏場に飲み物を持って行く時とか、食品を買いに行く時とか、我が家ではキャンプ以外でも使っています。

最初は必須アイテムと思って大きめのものを選んでいましたが、よく考えたら大体のキャンプ場の水場は近くにあるし、自分たちのサイトで使うとしたら少し手をすすいだりする程度。大きい必要はないなと思ったので、5Lのものにしました。調理に使ったり飲むための水のペットボトルは2本くらい、常温で車に積んで行ってます。キャンプ場に着いたら、これに水を入れて運ぶのが、息子の大事なお仕事になってます。
コンパクトにするために他にも減らしたものもありますが、唯一増やしたのがペット用のコット。子供が生まれる前はキャンプで犬は抱っこして座っていたのですが、それもなかなか出来なくなってきたのでコットを買ってみました。最初はあんまり座ってくれなかったのですが、慣れてきたらとても気に入っているようで、焚き火をしている時はコットに座ってのんびりくつろいでいます。
キャンプでは葉っぱや虫がつくことがあるので、服を着せることもおすすめです。(ダックスはほんとに葉っぱがたくさん付く…)テントで寝かせる前には軽くブラッシングもすると◎
初めてキャンプで使う前にはお家で使って慣れさせてから、キャンプに持って行くと安心して座ってくれると思います。
どんなキャンプ場を選んだらいい?

初めて子供を連れて行く場合は、「何かあっても最悪すぐ帰れる、運転手も疲れない、子供も車に乗っていられる距離」でキャンプ場を選びましょう。うちは初めは2時間くらいが限界でした。

今はキャンプ場予約専用サイトや、SNSで調べれば大抵のキャンプ場の様子を事前に確認できるので、とても便利です。ぜひ活用して事前にお風呂やトイレの様子も確認しておきましょう。お子さんが小さい時はトイレの場所も重要です。3歳の頃のトイトレ中のキャンプでは、夜中や朝方に「おしっこー」と言って起きることがありました。寒かったり雨が降っていたりするとトイレに連れて行くのも大変。(トイトレを始めるとオムツでおしっこしてくれなくなりました。)オムツは寝る時に念の為履かせていますが、非常用の簡易トイレも用意しておくと良かったです。

ペットがいる場合は別途料金がかかることもありますし、ペット禁止のキャンプ場もあるので注意してください。ドッグフリーサイトやドッグランのあるキャンプ場もあります。ドッグフリーサイトであれば、1区画がフェンスなどで囲われているので犬も放飼いにできるし、子供も安心して遊ばせることが出来ます。他のわんちゃんが気になって吠えてしまう心配があれば、ドッグフリーサイトがおすすめです。

川の近くのキャンプ場は特に設営場所に注意してください。サイトのすぐそばに大きな段差があったり、下がボコボコしていたりすると子供や犬に危険な場合もあります。最初はなるべく平地で開けたキャンプ場を選びましょう。オートサイトは車の出入りがあるので、お子さんから目を離さないようにしてください。1度だけ息子が2歳くらいの時に、私も夫もそれぞれ設営と犬に気を取られていたら息子が視界からいなくなっていてヒヤッとしたのを今でも覚えています…。(すぐ近くにいました。)

今ではすっかりキャンプ慣れしている息子。お肉も焼いてくれる。3歳で川キャンプデビュー。

キャンプって不便なところに敢えて行って、それを楽しむはずなのに、最近はSNS映えするようなキャンプが良く見られるので、「キャンプって楽しそうだけど準備するの大変そうだし、お金かかりそう…」と思われる人も多いんじゃないでしょうか。私達も山籠りするキャンパーではないので、もちろん必要なものもたくさんありますし、色々持って行きます。でも、今までキャンプで不要なものを必要と思い込んで準備して「なんか片付けがどんどん大変になって来てるな…」と思うこともありました。でも「これで面倒になって行くのが億劫になったら嫌だ。キャンプにはいつでもサっと行ける人間でありたい!」と思い、犬と子供が増えた今、より必要な物は厳選するようにして荷物を減らし、出来るだけ身軽にキャンプに行けるように現在も試行錯誤中です。(相変わらず子供の着替えや薬などはたくさん持って行ってますが。)

もっと自由に、気軽に、キャンプを楽しめる人が増えたら良いな!と思います。少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

 You Tubeに川キャンプの動画をアップしてます。良かったら見てください!

Thank you for reading!

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