【小型犬と暮らすミニマルな部屋づくり】物を減らして安全&快適な空間に

Dog

私は犬を飼ったことをきっかけにミニマリストになりました。

アパートで暮らしていた頃に犬を迎え、家具の角や壁の角、タオルやクッション、目につくものは全て齧られたので、床にものを置くのを辞めたことがシンプルな生活の始まりでした。現在は戸建てに住んでいて、子供もいるため以前より物は少し増えましたが、できる限りシンプルに暮らすことを心がけています。

犬✖️ミニマルな暮らしのメリット

子犬は、なんでも噛みたがります。(うちは2歳くらいまで続きました。)噛まないように躾も同時にしていましたが、噛まなくなるのを待っているうちに、いろんなものを飲み込んでしまいます。

おもちゃすら、噛みちぎって飲み込んでしまえるものもたくさんあったので、見張りながら遊ばせていました。飲み込んだとしても害にならないおもちゃも多いですが、おもちゃは噛んで良いけどスリッパはダメ、コードはだめ、とは最初は子犬には分かりません。その辺に置いてあれば何でも齧ります。「ちょっと目を離した隙に飲み込んでしまった!」と言うことが多々起きます。

それにそもそも噛みたいものがなければ、犬は噛もうとしません。噛みたくなるような魅了的な物が届くところにたくさんあると、噛むことも増えると思います。

まずは床に物を置かない、を徹底してみてください。

物が床にあると、常に「犬が噛んでしまうかもしれない」と言う心配をすることになります。何もなければ、その心配をする必要がなくなり、怒ることも減るので、飼い主のストレスも減ります。

最初はペットの為であったとしても、そのうちに自分がスッキリとした掃除しやすい空間を、とても気に入ると思います。

初めは床にものを置かないだけで、かなりスッキリとした印象になるので、「いつも家が片付いているな」と思い始め、ますます床に物を置きたくなくなります。その後、棚や机の上にものをとりあえず置いていると、「床がきれいなのにテーブルが散らかっていること」が気になり始めます。

それをきっかけに、しまえるものは目につかないところにしまいたくなり、どんどんとスッキリした空間を求めたくなるのです。好循環が生まれます。

そこまで広くない部屋だとしても、小型犬ならそれなりに走り回って遊ぶこともできます。ペットがいる人ほど、シンプルな暮らしのメリットも大きく、感じやすいと思います。


 

リビングの環境を見直す

我が家の犬は、リビングフリーで生活しています。

リビングフリーにするまで、初めの頃はサークルを使っていました。その時のサークルについてはこちらの記事で紹介しています。→初めて犬を飼うために必要なものは?おすすめペットグッズ5選

リビングフリーにする為に、気をつけたことはまず3つ。

  • 滑りにくい床にすること
  • 床にものを置かないこと
  • 高さのある家具(ソファやベッド)を置かないこと

この条件をクリアしておけば、ペットにとっても安全で、飼い主にとっても掃除しやすい、清潔な環境を保つことが出来ます。

「背が高めのソファ+ツルツルの床」は本当に危険です!ベッドで一緒に寝ている方は、高さのあるベッドからの飛び降りも気をつけてください。我が家はミニチュア・ダックスで足の短い犬種はヘルニアのリスクが大きいため、特にその点に気をつけていますが、他の犬種(トイ・プードルなど)であっても、ソファやベッドから飛び降りた時に怪我をした、と言う話をこれまでにたくさん聞いて来ました。

床にはなるべくカーペットなどを敷くか、フローリングであればワックスをかけると滑りにくくすることも出来るので、やってみてください。ペット用のワックスが売られています。タイルカーペットも手軽に掃除ができるので、おすすめです。

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椅子やソファから飛び降りることを、最初に覚えさせないことも1つの手だと思います。躾をするのは大変かもしれませんが、長い年月を一緒に暮らして行くことを考えると、最初にやった方が絶対に後がラクです。うちの🐶は階段の上り下りをほぼさせていないので、階段があっても自分から上り下りしません。高いところにも登れないし、降りられないので、飛び降りてしまう心配をせずに済みます。

↓階段やスロープを使うのもおすすめです。

 


 

ミニマリスト犬の持ち物

我が家の犬もなかなかミニマリストです。持ち物(?)をご紹介します。

✖️2着

家の中で着る用(毛が抜ける夏と、来客がある時)1着と、人の家・外で必要な時(キャンプの時など)1着です。両方とも薄手で洗いやすく、すぐ乾くものを選んでいます。

クレート

車に乗る時はクレートで移動します。それが一番慣れていて、落ち着けています。キャンプなどで長時間ドライブの時は、サービスエリアで少し歩かせます。(2時間に1回くらい)でも、3時間くらいは入っていられると思います。

お散歩用品

リード(首輪&ハーネス用のショルダーリードをW使い中)、お散歩後はシャンプータオルで足を拭きます。

長年ハーネス+伸縮リードを使用していたため、引っ張り癖がついてしまいました。今は、首輪タイプのリードを着けるようにしたところ、引っ張りはかなり改善されました。普段のお散歩はカバンは持たず、私の服のポケットに袋を入れて、水入れを手に持って行きます。

トリミング用品

バリカン、ブラシ、歯ブラシ、シャンプー(リンスイン)。トリミングには行かず、自宅で私が足裏など必要な部分だけ毛をカットしています。定期的に病院のグルーミングで、爪切りと肛門腺絞りは上手くできないのでやってもらっています。

上記以外にもフードやおやつ、トイレ用品、寝る時のブランケット、プレゼントでいただいた服などは多少ありますが、大体これで全部です。


 

犬も、物が少なくて大丈夫

リビングに犬用クッションなどは置いていません。夏はひんやりする床で寝るのが好きですし、冬は人にくっついて一緒にクッションに座ったり、人が使っていたブランケットに包まっているので使っていません。1人で居たい時はクレートに入って寝ています。

おもちゃはオヤツを入れられるコングと、ボール、ロープ、たまにタオルにオヤツを挟んで丸めて渡しています。お誕生日におもちゃをいただくこともあるので、それで十分足りています。

コングやミルクガムは、長い時間気を逸らすことが出来るので何かと躾にも便利です。

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犬を迎えたばかりの頃は、つい色々なものを揃えたくなっていました。確かに、あったほうがいいかも、と思うグッズもたくさんあるのですが、すぐに使わなくなるものも多かったです。

犬も年齢を重ねると落ち着いてくるので、噛むこともなくなるし、行動パターンや性格がわかってくるので、必要なものも厳選していくことができます。

犬1匹とはいえ、お金はそれなりにかかるもの。愛犬も7歳になり、今は元気ですが、これから先「病気になるかもしれない、怪我をするかもしれない」と言うシニア期に向けて、今多く物を買い与えるより、少しでもお金はとっておいてあげたほうが良いかな、と思っています。

「おもちゃは少ないけど、毎日食べるフードはお金をかけて少しでも質の良いものにする」、などでメリハリをつけるのも良いかもしれません。

必要なものを厳選して、快適な生活を送りつつ、将来にも備えて行きたいなと思います。🐾

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